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遊々将棋塾(10/8/7)・北島忠雄六段(角落ち)VS河野水軍

  どーもです。carouselpony

遊々将棋塾(10/8/7)・北島忠雄六段(角落ち)VS河野水軍

  上田二段とはコテンパンの負け。まだ、11時で充分時間はある。

仕切り直しの一局は北島忠雄六段

表題:10/08/07遊々将棋塾
場所:東京将棋会館
手合割:角落ち 
下手:河野水軍
上手:北島忠雄六段

「20100807b.ki2」をダウンロード 

△6二銀    ▲7六歩    △5四歩    ▲5六歩    △5三銀    ▲6八銀
△8四歩    ▲5八金右  △4二玉    ▲4八銀    △3二玉    ▲7八金
△5二金右  ▲6六歩    △6四歩    ▲6七金右  △7四歩    ▲7七銀
△4二金上  ▲7九角    △4四歩    ▲4六歩    △3四歩    ▲3六歩
△2二銀    ▲4七銀    △4三金右  ▲6九玉    △6二飛    ▲6八角
△6五歩

【第1図】

20100807b31

*今度はきちんと囲ってからの戦い。やはり、いい形にしないとダメ。先程の上田二段との対戦を反省し、今まで通りにした。

▲同 歩    △同 飛    ▲6六歩    △6一飛    ▲7九玉    △6四銀
▲8八玉    △7五歩

【第2図】

20100807b39

*上手、2枚目の歩を入手。

▲同 歩    △同 銀    ▲7六歩    △6四銀    ▲3八飛    △3三銀
▲3五歩

【第3図】

20100807b46

*こちらも1枚歩を入手。

△同 歩    ▲同 飛    △3四歩    ▲3八飛

【第4図】

20100807b50

*飛車の引き場所は3九ではなく、3八の方がいいと判断。3九だと飛車の横効きがなく、玉の受けにならない。
*微妙にむずかしいがこちらの方がよさそう。

【第5図】

△7三桂    ▲3六銀    △9四歩    ▲4五歩

20100807b54

*端も手抜いてもう1枚歩を手に入れる。そして、角を4六へ持って行きやすくする。端を突かないことで一手稼ぐ。

△同 歩    ▲同 銀    △4四歩    ▲3六銀    △5五歩    ▲4六角
△8五桂    ▲8六銀    △6五歩

【第6図】

20100807b63

*待望の角出だったが、上手は当然、△8五桂から▲8六銀とし、薄くなった6筋から飛車と銀で突破を図る。
*この後、▲6八飛と回ろうかとも思ったが利かされで止めた。

▲同 歩    △同 銀    ▲5五角    △6六歩    ▲5七金    △7七歩
▲同 桂    △7六銀

【第7図】

20100807b71

*受けが難しい。ほっとけば、もちろん、△6七歩成で潰れ。選択肢は▲6六金、▲6六角、▲6八歩のどれか。
*○▲6六角は△7七桂成▲同銀△同銀▲同金△6五桂で負け。
*○▲6八歩も同じく△7七桂成▲同銀△同銀▲同金△6五桂の変化でダメ。よって、▲6六金とした。

▲6六金    △7七桂成  ▲同 銀    △同銀成    ▲同 金    △8五桂
▲6五歩

【第8図】

20100807b78

*7七の金は逃げて、▲7六金は△5四歩でしびれている。
*角が逃げれば(▲7三角成)、△6六飛▲同金△7七銀で寄り。

△5四金    ▲7六銀

【第9図】

20100807b80_2

*この手に北島六段、「おおっ・・・固い」。先程と同じく角が逃げれば、6筋は突破され、負けだ。

△5五金    ▲同 歩    △7九銀

【第10図】

20100807b83

*この銀を取れば、もちろん△7七桂成。なので、取りずらい。

▲7八玉    △7七桂成  ▲同 玉    △8八角

【第11図】

20100807b87

*二枚替えになるので、この手はありがたかった。
*横からIMB氏が▲6七玉もあるのではとコメント。
*しかし、一端△9九角成でじわりと来るような気がした。
*却下して、飛車と角銀交換にした。

▲同 飛    △同銀不成  ▲同 玉    △6九飛    ▲7七玉

【第12図】

20100807b92

*北島六段、絶賛の一手。
*今日の決め手その1。
*この手以外に▲7八桂、▲6七金打、▲6七銀打は寄り筋。

△2九飛成

【第13図】

20100807b93

*この手に変えて、△7八金▲同玉△6六飛成▲7七銀△3六龍は▲5四角打ちの王手龍取りで却下。
*北島六段、「王手龍取りがあるので、桂馬を取りました」
*私もこの手があったので▲7七玉と経費節減した。

▲4三歩

【第14図】

20100807b94

*北島六段「あたたた・・・」と叫ぶ。
*今日の決め手その2。
*△同金なら、▲5二銀。△同王なら、▲5四角で寄り。

△5二金    ▲6四桂

【第15図・投了図】

20100807b96

まで96手で河野水軍の勝ち

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーーーン

北島六段 「83手目の△7九銀打が敗因だったかな。」と。

△4六角と打ち。▲8五銀△同歩▲6七金寄△7一飛▲7五歩で

次の△1九角成からの香取りから飛車イジメで上手有利だったかもしれない。

  なんとか勝たせて頂きました。最後はちょっとサービスかもしれませんが、

プロの攻めを受けるのは結構しんどい。

  角落ちでしっかりと受けの勉強をしよう。

  

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コメント

第1図までの手順
 居玉でも、矢倉を組む手順は賛成。水軍さんの実力を示した手順と感服した。飛車先を保留しているのも得意の袖飛車含みであるにしても、小子が上手を持っていたとしたら、「この下手、デキル」と感じて、慎重にになるだろう。
 ただし、件の▲4六歩~▲4七銀及び▲7八金から矢倉狙いは、前局に懲りていたとしても、一考をお願いしたい。本局は、飛車で歩を交換して、徐に銀が進出する格好だけに、手得を狙いの▲6八玉~▲7八玉と早囲いを目指したい。この辺りの事情は、庄司七段の赤本(駒落ちの定跡?)の一読をお勧めする。

第2図までの手順
 最終手の△7五歩について、飽くまでも固執するが、▲4六歩・▲4七銀の代わりに、▲2六歩・▲2五歩型だと仮定すると、△7五歩▲同歩△同銀▲2四歩△同歩▲同角△2三歩▲4六角で、7筋の交換を咎める事が出来たのでは?。△2三歩が特級の変化で、△7六歩ならと考えたかもしれないが、▲同銀△6六銀▲同金△同飛▲6七銀△6一飛▲6ニ歩△同飛▲4六角と変化は多岐に亘るが、▲4六角が通れば上手の動きを制約できる。

第3図から4図まで
 水軍さんの袖飛車については、それが個性なのだから、云々しない。ただし、もし「千駄ヶ谷の二段」が、これを見ていたら告げておくが、下手が▲3八飛と手を決めたから、△3三銀と態度を決めたことを理解して欲しい。例えば、▲2六歩と待機したと仮定して、△3三銀とは上がり難い。
 なぜなら、▲3七桂~▲4五歩の仕掛けた場合、
△同歩が銀に当たるからだ。それでは、△3三桂かと言えば、それこそ袖飛車で桂頭の弱点を衝けば良い。実は、この局面、上手の次の一手が難しかったのだ。勿論、端歩には、端を突き返すことを前提とするが、目に付く△7三桂も桂頭に不安を感じるし、それ以外は動かす有効手が見当たらない。

第5図から第6図まで
 4筋の交換から、▲4六角の構想というが、上手が開戦前夜という状況下、下手は和平交渉を模索している位、序盤の様相に思えた。
 小子なら、▲4五歩△同歩に、▲3五歩△同歩▲同角△3四歩▲2六角と飛車先が突いていないの形を奇貨として、矢倉崩しの陣形を目指座しただろう。4筋の歩は、何れ銀や桂が戦闘に加われば、手順に駒台に乗る。それより、角を左翼に転換して、飛車先をけん制しながら、攻めを見せる方が、角落ちの心(受けの将棋)に適っている。
 △5五歩▲4六角の手順も、1手遅れの感じ。通常、角の覗きを△5五歩と遮断するのが手の流れ。1手先受けされている分、やや指し難さを感じた次第。また、無闇にかわした訳ではないだろうが、△8五桂▲8六銀を選択する(手抜きで△7七桂成には▲同金寄も形)なら、△6五歩に▲5七角が受けのリズムでは!?。水軍さん苦戦。

第7図から第8図まで
 銀を5段目に進出されては、ダメとしたものだが、本局は角落ち。攻めている駒は、飛銀桂の三枚とあっては、ギリギリ凌げている。▲6六同金や▲6五歩など、上手の猛攻に耐え、強い精神力を感じる。これが、弱い人だと、上手陣の堅さが目に付いて、勝ちの遠さを感じてしまい、悪手を出して自滅する所だ。お見事。

第9図までの手順
 △5四金と守り駒を投入させたので、水軍さんの受けの力を上手も認めた展開。そこで、▲7六銀
と自慢の受けが出るが、小子なら、この刹那▲4三歩と打診してみたい。△同玉は戦場に近づくし、△同金は後に△5ニ銀が痛過ぎる。『駒の退いた後に気をつけろ』は、坂田三吉翁の金言。結局、△5ニ金が相場だが、手の良し悪しも有るが、勝負勘として、受け一方にならず、偶に攻めの手を入れると、実戦心理として、間違いを誘いやすい。相手が、玄人だとしても…。

第10図から第12図まで
 受けの好手連発。▲8八同飛も正解。この手順を、「上手が飴をくれた」と卑下してはいけない。水軍さんの指し方が的を射ていたので、上手が一番逆転の綾がありそうな手順で、形を作ったのだ。△7七玉は、0秒で指したでしょうか。金銀のスクラムを作った流れから言って、上部脱出は、この一手。
 以下、手堅くまとめました。拍手。拍手!
 

投稿: 暢 志忘 | 2010年8月 9日 (月) 00時16分

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